「ゆるすということ―もう、過去にはとらわれない」ジェラルド・ジャンポルスキー著

本書の著者であるジェラルド・ジャンポルスキー博士の処女作
「愛と怖れ」を手に取ったのは、
もうかれこれ20年くらい前になる。

以来博士の著作はすべて目を通しているのだが、
本書は「許す」ということにフォーカスした本である。

「許す」というと、
なにか理不尽なことでも甘んじて受け入れなければならないのかと
余計腹が立ったり、
「でもわたしはこれこれこういうことをされたんですよ?」
と被害者意識が倍増したり、
あるいは、許すことでもっとひどいことが起きてしまうのではないかと怖れたりと、
「許す」ということひとつで、実にいろんな感情が動かされるのだ。

本書は、許すことについての誤解をとき、
自分を重荷から解放する為のツールとしての許しについて、
さまざまな事例をあげて丁寧に解説してくれている。

そして、事例を見ると、
「え?許すって、こんな感じでいいんだ...」と
あっけにとられることしばしば。


本書のコンセプトを一言で表すとするなら、以下のものになろう。


「わたしはあなたを許します。わたしが自由になるために。」







posted by このはなさくや at 11:11 | 精神世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする